コラム/豆知識

【中編】コンテナハウスを建てたい!何を確認すればいい?

~土地の条件と建築確認申請を詳しく解説~

前編では、コンテナハウスの無料相談前に確認しておきたい「7つのチェックリスト」をご紹介しました。

☞前編はこちら
「コンテナハウスを建てたい!何を確認すればいい?【前編】無料相談の前に準備したい7つのこと」

 

後編では、 「なぜ確認するの?」 というところも含めて、
土地の条件についてもう少し詳しくご紹介します。

1.用途地域を確認する

まず確認しておきたいのが、用途地域。
 

用途地域とは、簡単にいうと、
「この地域では、どんな建物を建てることができるのか」 などを定めたルールです。
 

例えば、
 ● ここに住宅を建てられるのか
 ● 店舗として使ってもいいのか
 ● 事務所は建てられるのか
などを考えるときに関係してきます。
 

土地の所在地によっては、自治体のホームページで都市計画図や用途地域を確認できる場合があります。
 

検索するときは、
「○○市 用途地域」「○○市 都市計画図」 などで検索してみてください。
 

「調べてみたけど、よく分からない……」 という場合は、そのままCUBiQにご相談ください。

2.建ぺい率・容積率を確認する

次に、建ぺい率と容積率。
 
聞き慣れない言葉ですが、ざっくりいうと..
 
建ぺい率は、土地に対して建物をどれくらいの大きさまで建てられるか。
容積率は、土地に対して建物の延べ面積をどれくらい確保できるか。 というもの。
 
例えば、 「土地は広いから、大きなコンテナをたくさん置けそう!」 と思っても、
土地にかかっている制限によっては、希望通りにならないことがあります。
 
逆に、土地がそれほど大きくなくても、条件によっては上手に配置できることもあります。
 
そのため、土地の広さだけで判断しないことが大切です。

3.前面道路を確認する

土地探しで意外と重要なのが、『道路』です。
 
「土地の前に道路があるから大丈夫!」 ……とは限りません。
 
確認したいのは、  
・道路の幅  
・道路の種類  
・敷地が道路にどのくらい接しているか 
・公道なのか私道なのか  
・セットバックが必要なのか など
 
特に建築物を建てる場合は、
建築基準法上の「道路」に接しているかどうかが重要になります。

4.私道の場合は何を確認すればいい?

『前の道路が私道ですが、大丈夫ですか?』 これもよくあるご質問。
 
私道であること自体が、即NGというわけではありません。
ただし、公道の場合よりも確認すべき点が多くなります。
 
大切なのは、その道路が建築基準法上どのように扱われているか。
 
さらに、  
・道路の幅  
・接道状況  
・私道の所有関係  
・通行に関する権利  
・道路の掘削に関する権利  
・セットバックの有無
などを確認する必要がある場合があります。
 
「車が普通に通れる道路だから大丈夫」 とは限らないので、
ここは注意したいところです。

5.土地が道路にちゃんと接している?

建築物を建てる場合、 原則として、
敷地が建築基準法上の道路に一定以上接している必要があります。
 
一般的には、 ”道路に2m以上接していること”が基本となりますが、道路の種類や土地の状況によって扱いが変わる場合があります。

「土地の間口が狭い」
「細い通路の奥に土地がある」
「旗竿地になっている」
といった場合は、特に確認しておきたいポイントです。

6.4m未満の道路なら「セットバック」に注意

道路の幅が4m未満の場合、 セットバックが必要になるケースがあります。
 

セットバックとは、簡単にいうと
道路として必要な幅を確保するため、建物を建てる位置を後退させること。
 

そのため、「土地は100㎡あるから、100㎡全部使える」 とは限りません。

土地の面積だけでなく、実際に建物を配置できる範囲を見ることが大切です。

7.測量図はあったほうがいい?

基本的には、あった方がスムーズです。
もしお持ちなら、ぜひご用意ください。
 
例えば、  
・地積測量図  
・現況測量図  
・境界が分かる資料
 など
 
測量図があると、  
ー土地の形はどうなっているか  
ー間口は何mあるか  
ーどこまでが敷地なのか
などを確認しやすくなります。
 
ただし、「測量図がないと相談できません」 ということではありません。
お手元にない場合は、まずご相談ください。
必要に応じて、どんな資料を確認すればいいのかを一緒に整理していきましょう。

8.公図・登記事項証明書も役に立ちます

土地についてもう少し詳しく確認したい場合は、  
・登記事項証明書  
・公図  
・地積測量図
などの資料も役立ちます。
 
これらは法務局で取得できるほか、
オンラインで請求できるものもあります。
 
「土地の資料を見つけたけど、何が書いてあるのか分からない」 という場合も、
まずはその資料を見せていただければOKです。
 
全部理解してから相談する必要はありませんのでご安心ください。

9.土地の高低差や擁壁もチェック

土地の形も大切です。
 
例えば、  
・道路より土地が高い  
・道路より土地が低い  
・隣の土地と高低差がある  
・擁壁がある  
・敷地内に大きな段差がある など
 
こうした条件は、建物の配置だけでなく、基礎工事などにも関係してくる場合がありますので、土地の写真を撮るときは、
できれば道路との高低差が分かる写真もあると助かります。

10.コンテナは「運べるか」も大切

コンテナハウスならではの確認ポイントが、搬入経路です。
 

「ここに建てられる!」となっても、
「そもそもコンテナを敷地まで運べる?」 という問題があります。
 

例えば、  
・前面道路が狭い  
・道路に急なカーブがある  
・電柱がある  
・電線が低い  
・ガードレールがある  
・敷地入口が狭い  
・クレーンを設置するスペースがない など
 

そのため、現地調査では土地そのものだけでなく、道路から敷地までの搬入経路も確認します。

11.水道・下水・電気も確認

建物を建てるなら、ライフラインも忘れてはいけません。
 
例えば、
●水道
- 水道管が前面道路まで来ている?  
- 敷地内に引き込みはある?
 
●下水  
- 公共下水が使える?  
- 浄化槽が必要?
 
●電気  
- 電柱はどこ?  
- 電気の引き込みはどうする?
 
●ガス  
- 都市ガス?  
- プロパン?
 
これらは土地によって状況が違うため、必要な工事や費用にも影響することがあります。

この続きは後編で

ここまで、土地そのものの条件について詳しくご紹介しました。
 
ただ、コンテナハウスを建てる際にもうひとつ大切なのが「建築確認申請」の話。
 
「コンテナだから建築確認はいらないんですよね?」
「10㎡以下なら申請不要って本当?」
といったよくある誤解について、後編で詳しく解説しています。

まずは、分かる範囲の情報だけで大丈夫◎

「測量図なんて見たことない」という状態からでもご相談ください☺
 

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