コラム/豆知識
【後編】コンテナハウスを建てたい!何を確認すればいい?
~建築確認申請を詳しく解説~
「建築確認申請」は必要?
たまに、
「コンテナは建築確認はいらないんですよね?」
と聞かれることがあります。
でも、「コンテナ=建築確認が不要」というわけではありません。
コンテナであっても、設置したあとに建築物として継続的に使用する場合は、
建築基準法上の「建築物」に該当することがあります。
建築基準法上の「建築物」に該当することがあります。
国土交通省も、随時かつ任意に移動できない状態で継続して使用されるコンテナは、
建築基準法上の建築物に該当するという考え方を示しています。
建築基準法上の建築物に該当するという考え方を示しています。
つまり、
「コンテナだから大丈夫」ではなく、
「そのコンテナを、どこに・どのように設置して・何に使うのか」
ということが重要なんです☝
そもそも「建築確認」とは?
「建築確認申請」と聞くと、なんだか難しそうですよね。
簡単にいうと、建物を建てる前に、
「この建物は、建築基準法などのルールに適合していますか?」
ということを確認してもらうための手続きです。
たとえば、
・この土地に建ててもいいのか
・どんな用途の建物なのか
・建物の大きさは問題ないか
・構造は安全なのか
・避難や防火について問題はないか
など、さまざまな条件を確認します。
そのため、コンテナハウスを計画するときも、
「コンテナを買ったから、あとは置くだけ!」
とはいかない場合があります。
「10㎡以下なら建築確認はいらない」って本当?
これも、コンテナハウスを調べていると、よく見かける情報です。
「10㎡以下なら確認申請はいらない」と書かれている記事もありますが、
これだけを見て判断することはできません。
これだけを見て判断することはできません。
建築基準法には、防火地域・準防火地域以外で、
10㎡以内の増築・改築・移転について、確認申請が不要となる場合があります。
10㎡以内の増築・改築・移転について、確認申請が不要となる場合があります。
ただし、ここで大切なのが、
「増築」と「新築」は違う
ということです。
たとえば、すでに建っている住宅に小さな部屋を追加する場合、
何もない土地に新しくコンテナハウスを建てる場合では扱いが異なります。
何もない土地に新しくコンテナハウスを建てる場合では扱いが異なります。
土地に新しくコンテナハウスを設置する場合、
「10㎡以下だから大丈夫」
と単純に考えることはできません。
たとえば、こんなケースはどうでしょう?
■CASE 01|小さなコンテナを置いて物置にしたい
『庭に小さなコンテナを置いて、物置として使いたい』
『庭に小さなコンテナを置いて、物置として使いたい』
この場合も、
大きさだけで、建築確認が不要と判断できるわけではありません。
設置方法や土地の条件、地域の指定などによって判断が変わります。
■CASE 02|コンテナを店舗として使いたい
『コンテナを設置して、お店にしたい』
『コンテナを設置して、お店にしたい』
この場合は、さらに確認することが増えます。
店舗として使用するのであれば、建物の用途に関するルールだけでなく、
・避難
・防火
・構造
・設備
・用途地域
など、さまざまな条件を確認する必要があります。
■CASE 03|コンテナを複数台つなげて使いたい
『20ftコンテナを2台、3台、4台と組み合わせて建物にしたい』
■CASE 03|コンテナを複数台つなげて使いたい
『20ftコンテナを2台、3台、4台と組み合わせて建物にしたい』
この場合も、
「コンテナ1台ずつなら小さいから大丈夫」とは考えられません。
複数のコンテナを組み合わせて一つの建築物として使用するのであれば、
全体としてどのような建物になるのかを考えて確認する必要があります。
全体としてどのような建物になるのかを考えて確認する必要があります。
このように、同じ「コンテナハウス」でも、
使い方や計画によって必要な確認事項は変わってきます。
使い方や計画によって必要な確認事項は変わってきます。
建築確認が必要かどうかは、
「コンテナかどうか」だけでは決まらない
では、何を見て判断するのでしょうか?
大きく分けると、次のような条件を確認します。
① 何に使う建物なのか
住宅なのか、店舗なのか、事務所なのか、スタジオなのか。
建物の「用途」によって、必要となる基準が変わることがあります。
② どれくらいの大きさなのか
建物の床面積や高さ、階数なども重要です。
③ どのような構造なのか
コンテナをそのまま使用するのか、加工するのか、複数台を組み合わせるのか。
構造についても確認が必要になります。
④ どこに建てるのか
同じ建物でも、建てる場所が変われば適用されるルールも変わります。
都市計画区域などの指定や、用途地域、防火地域・準防火地域などを確認する必要があります。
⑤ 新築なのか、増築なのか
ここも意外と重要なポイントです。
「10㎡以下なら大丈夫」という話も、どんなケースでも使えるわけではありません。
「何㎡か」だけを見るのではなく、
「どこに・何を・どのように建てるのか」
をまとめて考える必要があります。
2025年4月から建築確認のルールも変わっています
さらに、2025年4月からは、建築確認・検査の対象となる建築物の規模などについて見直しが行われています。
そのため、以前インターネットで見た情報や、知人から聞いた話が、
現在の計画にもそのまま当てはまるとは限りません。
現在の計画にもそのまま当てはまるとは限りません。
「前に10㎡以下なら確認申請はいらないって聞いた」
「コンテナなら申請しなくてもいいってネットに書いてあった」
という場合も、実際に建てる土地と計画内容に合わせて確認することが大切です。
じゃあ、どこに確認したらいい?
ここまで読むと、
「じゃあ、建築確認が必要かどうか、どこに聞けばいいの?」
と思いますよね。
まずは、土地の所在地を管轄する自治体の建築指導・建築審査などの担当部署に確認する方法があります。
自治体によって担当部署の名称は異なりますので、自治体のホームページなどから確認してみましょう。
また、指定確認検査機関などに相談する方法もあります。
ただし、
「自分で全部調べて、答えを出してから相談しないといけない」
ということではありません。
土地の所在地や計画している建物の情報が分かれば、そこから必要な確認を進めていくことができます。
CUBiQの無料相談では、何をするの?
「じゃあ、自分の土地の場合はどうなんだろう?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
CUBiQでは、土地やご希望についてお話を伺いながら、
・土地の条件
・建物の用途
・希望するサイズ
・配置
・搬入経路
・必要な設備
・必要な申請・確認事項
などを整理していきます。
必要に応じて現地も確認しながら、
「この土地なら、どんなコンテナハウスができそうか?」
を一緒に考えていきます。
「まだ何も決まっていない」という状態でも大丈夫です。
まずは、今分かっていること・やりたいことをお聞かせください。
無料相談の前に、これだけ準備してください
ご相談いただく際は、分かる範囲で次のような情報をご用意いただけると、スムーズです。
【まずは、これだけでOK】
□ 土地の住所
□ 土地の広さ
□ 土地の写真
□ 前面道路の写真
□ 土地の所有状況
□ 建物の用途
□ ご希望の大きさ・台数
これだけでも、まずはご相談いただけます。
【あれば、さらにスムーズ】
□ 登記事項証明書
□ 公図
□ 地積測量図
□ 現況測量図
□ 用途地域が分かる資料
□ 建ぺい率・容積率が分かる資料
□ 前面道路の幅員が分かる資料
□ 水道・下水などの資料
□ 地盤調査報告書
「全部そろえないと相談できない」ということではありません。
分からないものがあっても大丈夫☝
「土地の住所しか分からない」
「測量図なんて見たことない」
「私道かどうかも分からない」
という状態でも、まずはご相談ください。
分かる範囲の情報から、一つずつ整理していきましょう☺
まとめ
コンテナハウスを計画するときに覚えておきたいのは、
「コンテナだから建築確認がいらない」
「10㎡以下だから大丈夫」
と、単純には判断できないということです。
建築確認が必要かどうかは、
・用途
・規模
・構造
・建てる場所
・都市計画区域などの指定
・防火地域・準防火地域など
・新築・増築などの違い
といった条件を総合的に見て判断します。
「この土地に、このコンテナハウスを建てたい」
という具体的な計画があれば、そこから必要な確認をしていくことが大切です。
コンテナハウスは「置く」のではなく、
「その土地に合わせて建てる」。
それが、安心してコンテナハウスを計画するための大切なポイントです。
CUBiQでは、コンテナハウスづくりを一緒に考えます
コンテナハウスを建てたいと思ったら、
ついコンテナのデザインや間取りから考えたくなります。
ついコンテナのデザインや間取りから考えたくなります。
もちろん、デザインや間取りも大切です。
でも実際には、
「どんな土地に、どんな建物を建てるのか」
を合わせて考えることが大切です。
「この土地に、こんなコンテナハウスを建てたい!」
というご希望があれば、まずはお聞かせください。
「まだ土地を買っていない」
「土地はあるけど、建てられるか分からない」
「何から調べればいいのか分からない」
そんな段階からでも大丈夫です。
土地の情報やご希望をもとに、一つずつ整理しながら、
その土地に合ったコンテナハウスを一緒に考えていきます。
その土地に合ったコンテナハウスを一緒に考えていきます。
まずはお気軽にご相談ください!
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